東京の足場事情
雑居ビルの立ち並ぶエリア
新宿区のような雑居ビルが立ち並ぶ歓楽街では、横のビルとの隙間が狭いので足場が組みづらい現場も多いです。
その点、弊社は非常に狭いビル幅でも足場を組めることを強みとしています。
実は、狭い土地での仮設足場では「単管足場」と呼ばれる旧式の仮設足場が使われることが多いのです。しかし単管足場では、クサビ式足場と比べて時間がかかってしまいます。お客様としては、狭い土地でも、クサビ式足場で工期を縮めたいと思われるでしょう。
弊社では狭い土地でもクサビ式足場を使用することが可能です。
そもそも、狭い土地でクサビ式足場が使われない理由はその形状です。クサビ式足場では、パイプの先に20㎝程度の突起がついているので、事故を予防するために使われないことが多いのです。つまり、狭い土地でクサビ式足場を使用することは不可能ではありません。
吉田建設では、創業時からクサビ式足場の施工技術を磨いてきましたので、狭い土地でもクサビ式足場の利用が可能です。東京でもビル幅の狭い場所での足場施工実績が多くあります。
人の往来が多いエリア
渋谷・新宿などの歓楽街や、中央区などのビジネス街といった人の往来が多いエリアでは、事故を起こさないように特に注意しなければいけません。歩行者が多いエリアでは、万が一資材が落下してしまうと、取り返しのつかない惨事になることもあるからです。
そこで吉田建設では、「シート先行工法」で足場仮設を行っております。
シート先行工法とは、足場の縦地を組んだら、足場を組み立てる前に先にシートを貼る、弊社独自の工法です。
こちらがシート先行工法で足場を立てている現場です。
シートを貼りながら足場を組んでいます。
通常は足場を組み終わってからシートを貼りますが、このように先にシートを貼りますので、万が一資材が落下してもシートで受け止めることが可能です。
また、トランシーバーを使うことで地上にいる職人と足場に登っている職人のコミュニケーションを円滑にする取り組みを行なっており、歩行者への最大限の配慮を行なっています。
また安全面だけでなく、世田谷区などの閑静な住宅街で職人が大声を出していると近隣の方が気になられる場合がありますが、トランシーバーを使用することでそういった騒音トラブルも防ぐことができます。
控えが取れないビルの足場仮設
品川区などの大型ビルが立ち並ぶエリアに多いのが、壁面がガラスになっているビルです。このようなビルでは、アンカーを打つことができないため、仮設足場工事を断られるケースも多いです。
弊社では、控えが取れないビルでも以下の手法で安心できる状態になるまで全て行います。
・壁に当てジャッキを行う
・ワイヤーを建物の上から吊るして建物と足場を固定する
・壁つなぎが取れる面の足場と取れない面の足場ワイヤーで固定
・筋交いを多くして補強をする
・アンチに加えて腹起こし(水平つなぎ)を行う
・外柱を組み安定感を出す
・メッシュシートを風の影響を受けないものを使用する
安全面を徹底したうえで、足場架設を行っています。
東京での良い足場工事会社の選び方
足場工事会社を選ぶ際は、信頼できる経験と豊富な施工実績があるかどうかをチェックしましょう。足場の組立てや解体では、どのような安全対策が必要なのか、作業で気を付けるべきことは何か、などを実績のある工事会社の方が熟知しています。HPなどで確認して、豊富な経験と実績があるか、みてみましょう。
また、どんなに豊富な経験と実績のある会社でも、万が一の可能性はあります。もし事故を起こしてしまったときにきちんと補償を受けられるのか、保険加入の有無を確認しておくことが大切です。保険の種類によって補償内容が異なりますので、詳細までチェックしておきましょう。
さらに、工事を始める前に打ち合わせを行う業者を選ぶことをおすすめします。内容・納期・費用などについて、十分に打ち合わせを行い、丁寧な対応をしてくれる誠実な業者を選びましょう。
東京での足場工事実績
東京都中央区 高層ビル・マンションの施工事例紹介
前回の大規模修繕時には、足場が組めないと言われてゴンドラで行ったそうですが、弊社では特殊なアンカー設置法で問題なく仮設足場を組むことができました。また、建物の幅が人が通れるか通れないかくらいの狭さだったので、センター踏み場を使用して足場を設置しました。
東京都広尾 13階建て高層マンションの施工事例紹介
正面はカーテンウォールのため控えがとれずゴンドラを使用しましたが、正面以外の3面に足場を施工しました。
歩道が狭いので、正面から資材を上げる方が楽でしたが、歩行者に不安を与えないようにブラケットの妻側(横側)から資材をウィンチで引き上げました。また、弊社では街中で大声で声を掛け合わなくてもいいように、無線でのコミュニケーションを行っています。
東京都渋谷区 12階建て高層タワーマンションの施工事例紹介
12階建て高層タワーマンションの大規模修繕工事用の仮設足場のご依頼でした。
修繕後は速やかに解体を進めなければいけませんので、弊社ではロープによる荷下ろしでスピーディーな解体を行っています。弊社はもともと枠組み足場からスタートしたので、ウィンチやロープに使い慣れているのはもちろん、高層建築の仮設足場を非常に得意としています。今回は3日ほどで解体が完了しました。
東京での足場工事は吉田建設に
吉田建設は他の仮設足場工事会社で断られたような事例を相談いただくことが多いです。
特に高層マンションや、高層ビルはカーテンウォールが多いため足場が組めないと考えている会社さんも多くいらっしゃいます。
しかし、弊社では本記事でご紹介したような高層マンション・ビルの仮設足場も多くの実績があります。また、安全の徹底はもちろんのこと、近隣住民の方への配慮なども徹底しております。
本記事でご紹介したような現場の足場工事を検討中の方はぜひ吉田建設にご相談ください。