アンカーの打てない10階建て高層ビル仮設足場施工事例

 

今回は10階建ての高層ビルに塗装、シール打ち替え、洗浄工事を行うため、クサビ式仮設足場設置を行いました。

 

通常はビルに足場を作る場合、アンカーと呼ばれる器具をコンクリートの壁に打ち込んで固定を行います。壁に打ち込むことで強力な固定効果を得ることができ、建設現場では必須の技術です。しかし中にはこのアンカーを使うことができない状況もあります。今回の現場となったビルは正面が石張りとなっており、アンカーを打つことができない状態となっていました。

 

そのため、このような状況でも使用可能な特殊なアンカーを使用して控えをとりました。特殊なアンカーを使うと壁に打ち込めないような場合も足場を固定することができます。さらにそれだけでは弱いのでワイヤーを使って、側面の足場を固定しました。

こうした固定を行ってビル4面の仮設足場の施工を2週間ほどかけて完了しました。

 

吉田建設では、ガラス張りの外壁や今回のように石張りで通常は足場が組めないような現場のご相談を多くいただきます。弊社は様々な工具と経験豊富な職人を揃えており、イレギュラーな現場にも柔軟に対応することが可能です。

そして弊社が大切にしているものの一つに、工事における安全というものがあります。

職人の安全はもちろんですが、現場近くを通られる歩行者の方の安全にも最大限の配慮を払っています。

 

例えば、高層ビルの仮設足場を設置する時は先に朝顔を設置することで事故リスクの軽減を行うなど、歩行者の方が少しでも安心して下を通れる配慮をしております。

また、当たり前の話にはなりますが作業中の工具落下防止のために全ての工具にセーフティーコードをつけることを徹底しています。

 

ビルを出入りされる方、歩行者の方、現場を任せてくださる元請け会社様。

 

全ての方が安心できるための配慮を全て行う。

 

それが吉田建設のこだわりです。

 

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