街中の仮設足場は、安全に加えて安心対策が必要です!

八王子の仮設足場工事を行う吉田建設です。
弊社では、高層ビルやマンションの仮設足場のお仕事が多いのですが、
人通りが多い商業ビルの足場は、いつも以上に安心安全な工事が求められます。

安全と安心はどう違う?

よく建設業界では「安心安全」とセットで言いますが、安心と安全はどのように違うと思いますか?
吉田建設では「安全=文字通り危険がないこと」で、「安心は=危険がないと感じられること」だと定義づけしています。

つまり、いくら職人が安全に作業していると自分が感じていても、周りの方(施主様や歩行者の方々)が安心を感じられなければ、それは職人のエゴとなってしまいます。

安心・安全を両立させた施工方法を採用しています。

歩行者の方々が「安心」を感じられる方法は、いくつもあります。
例えば、作業箇所の近くを歩行者の方が通られる際に「歩行者の方通られます!」と声がけするだけで「自分のことを認知している」と歩行者の方に伝わるので安心につながります。
また、作業現場をカラーコーンで仕切るだけでも、安心感を感じられると思います。

それらに加えて、私たちが取り組んでいることは「シート先行工法」です。シート先行工法は弊社で名付けているものです。
次の写真を見てみてください。



こちらの現場は、小田急線町田駅のすぐ駅前にある商業ビルです。
ビルの出入りも多くの方がされますし、ビルの前も多くの人通りがあります。
この写真は仮設足場を施工している途中の写真ですがシートを足場のあるところまで貼っているのがわかるでしょうか。



このシートは、外壁の塗装や補修を行う際に、歩行者の方に塗料がかかったり、タイルがぶつかるのを防ぐためのものです。
一般的には、足場をビルの上まで設置してから、シートを一気に貼ってしまう足場会社が多いです。
なぜその順番でやっていくかというと、楽だからです。
ですが、弊社では仮設足場の縦地を組んだらまずシートを貼ってそこから組み上げていきます。手間はかかりますが、足場資材が万が一落下した際にもお客様にぶつかってしまうリスクを防ぐことができるのです。

安全対策は、周りの方の安心を満たして初めて成り立つ

私たち建設業者は、毎日現場に触れているので一般の方よりも恐怖心が薄くなりがちです。
私たちの普通は、歩行者の方や居住者の方の普通とは違うということを認識することが、全ての方にとって安心な現場ということができます。
吉田建設では、安全な仕事は当たり前ですが、安心を感じられる現場とは何かを常に全員が考えられる会社でありたいと思っています。
スタッフ全員で定期的に「もっと安心が追求できないか」と話し合う機会を設けています。
建設業がなくてはならない仕事だからこそ、私たちが怠ってはいけないことだと思うのです。

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